会員紹介〜舛田 智哉さま(2017年 入会)

結婚相談所 Bridal Message 代表  

舛田さんは、結婚相談所「IBJ」の加盟店「Bridal Message」を経営している。登録している独身の男女は全国で約6万5千人、登録者各自のプロフィールが充実しているということでこの会社を選んだという。起業してから3年ほどになるが、舛田さんにはこの仕事に対して強いこだわりがある。

夫婦の関係が子供の運命を決める

舛田さんが倫理法人会に入会したのは2017年だが、舛田さんの家庭は祖父の時代から家庭倫理の会に所属してる。だから、舛田さんは生まれた時から家族が倫理を学び実践している環境の中で育っている。倫理運動は約70年前に丸山敏雄が「夫婦道」として創始したことが始まりで、家庭倫理の会では特に夫婦の関係を良くすることを学び実践する。そうした環境の中で育った舛田さんは、幸せな家族生活を築く上で、夫婦の関係がとても大事だということを子供の頃から感じてきた。夫婦が仲良く、生涯に渡って信頼しあっていなければ、子供たちの本当の幸せもない。

結婚はスタート、一生の伴侶を見つけるお手伝いをしたい

一般的に結婚相談所の仕事はカップルの結婚がゴール。けれど結婚をするカップルにとってはそこからがスタートだから、舛田さんは、その先にも二人を取り持った責任があると考えている。さらに、結婚相談所に頼る人は、たいてい何かしらの問題を抱えている。本人や身内だけではなかなか結婚まで行き着かない場合が多いから相談に来る。だから、結婚してからマイナス面が見つかり、離婚などという結果にならないよう、ヒアリングにも時間をかけ、相手に寄り添う。マイナス面があっても、それを上回る魅力を見つけ、相手に知ってもらうようする。一生連れ添う相手を見つけることを目標にすると、本当にこの相手で良いのかと、時には本人以上に考えることがあるという。舛田さんが縁結びをした人の中に「発達障害」をもった男性がいた。この人が最愛の結婚相手とめぐり逢い、幸せな家庭生活をスタートさせた時には本当に嬉しかったと舛田さんは語る。そんな素敵な話を聞いていると、いろいろなカップルを見てきた舛田さんになら人生を伴侶選びを任せられる、舛田さんと一緒に選んだ相手ならきっと幸せな家庭がつくれる、そんな気がしてくる。

離婚ゼロが目標

現代社会では離婚率が上がっている。最近では「コロナ離婚」という話さえある。それ以前に、結婚しないという選択をする人も増えている。その背景には、結婚生活の存続を難しくしている社会状況もあると舛田さんは考えている。今回のコロナで社会は大きく変化し、今後は働き方も変わるだろう。そんな様々な変化や試練の中でも夫婦が変わらない絆で結ばれ、家庭をしっかり守っていければきっと良い子が育つし、未来の社会もきっと明るい。「夫婦愛和」の倫理の精神が社会の基本。特に経営者の方々には、社員の家庭が幸せになるような配慮もして欲しいという。倫理を学ぶ経営者がそれをまず自分自身に当てはめ、また社員にもそれを教え、実践できる環境を整えていくことはとても大事だと思う。社会全体を変えることは難しいけれど、身近な家族からならできる。その中心が夫婦なのだ。舛田さんが仕事を通して社会に伝えたいこと、それは子供の頃から親しんできた倫理的な生き方そのものだった。

ホームページはこちら  https://bridalmessage.com

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